廃車の豆知識

廃車買取業者の選び方とトラブルを防ぐ7つのチェックポイント

廃車買取業者の選び方とトラブルを防ぐ7つのチェックポイント

廃車買取業者は「買取金額の内訳が明確」「抹消手続きを確実に行い証明書のコピーをくれる」「必要な許可を持ち会社情報を公開している」業者を選びましょう。
さらに契約前に「引取費用・手続き費用の有無」「当日減額やキャンセル料の条件」「支払時期」を確認すれば、廃車買取で起こりやすいトラブルのリスクを減らすことができます。

車を廃車にしたいと思っても、どの買取業者を選べばいいか迷いますよね。中には、引取後の減額や高額なキャンセル料の請求など、トラブルにつながる業者もあります。
この記事では、上記の7つのチェックポイントを、廃車専門のプロが一つずつ解説します。

廃車買取業者とは?

廃車買取業者とは、事故車や動かない車、年式の古い車など、一般的な中古車店では値段がつきにくい車も買い取ってくれる業者のことです。
「廃車=お金を払って処分するもの」と考える方も多いですが、現在は古い車や動かない車でも、多くの場合は買取金額がつきます。
中古車として再販できない車でも、部品や鉄資源としての価値があるためです。中古部品の販売や海外輸出のルートを持つ業者であれば、鉄の相場以上の金額で買い取ってもらえることもあります。
さらに、抹消登録などの手続きも業者が代行してくれるため、手間をかけずに車を手放せます。ただし、買取金額や対応の質は業者によって差があるため、次に紹介するポイントを押さえて選ぶことが大切です。

優良な廃車買取業者を選ぶ3つのポイント

廃車買取業者を選ぶ際は、次の3つのポイントに着目すると失敗を防げます。

買取金額の詳細を明確にしてくれる

廃車にすると、条件を満たせば次のお金が戻ってきます。

  • • 自動車税(種別割):
    普通車を抹消登録すると、翌月から年度末までの分が月割りで還付されます(軽自動車には還付制度がありません)
  • • 自動車重量税:
    解体して永久抹消登録し、車検の残りが1か月以上ある場合に還付されます
  • • 自賠責保険:
    解約すると、残り期間(1か月以上)に応じた返戻金を受け取れます。

それぞれの金額の目安や受け取り方法は、廃車でもらえる還付金3種類(自動車税・自賠責・重量税)の解説で紹介しています。
買取業者に依頼する場合、これらは「車両本体価格」と合わせて、還付金相当額として買取金額に含めて提示されることがあります。ただし、還付金を含めるかどうか、どう扱うかは業者によって異なります。
内訳が曖昧なまま提示された金額は、還付金が差し引かれていたり、別の費用が含まれていたりして、結果的に損をする可能性があります。見積もりを受け取ったら、買取価格・下取り価格の内訳で確認すべきポイントを参考に、項目ごとの金額を確認しましょう。

名義変更・抹消手続きを確実に行ってくれる

車に関する責任は、車検証の「所有者」欄に記載されている方が負います。
車を手放した後も名義が残ったまま解体されずに放置されると、放置車両として所有者が調べられ、警察から撤去依頼の連絡が入ることがあります。他の都道府県の警察から連絡が来るケースも少なくありません。
こうしたリスクを避けるには、手放した後の手続きを確実に行ってくれる業者を選ぶことが重要です。中古車として再販する場合は名義変更、解体する場合は抹消登録が必要です。
抹消登録には一時抹消と永久抹消があり、還付金の有無も変わります。手続きの違いは一時抹消登録と永久抹消登録の違いで解説しています。

必要な許可を持ち、会社の情報を公開している

廃車買取には、中古車として売買するための「古物商許可」や、自動車リサイクル法に基づく「引取業者の登録」などが必要です。ホームページで許可番号、会社の所在地、店舗の有無を公開しているかを確認しましょう。
あわせて、問い合わせたときに買取金額の内訳や手続きの流れを分かりやすく説明してくれるかどうかも、信頼できる業者かを見極める目安になります。引取から廃車手続きまで一貫して対応できる業者であれば、手続きの進捗状況を確認しやすく、万が一の際も問い合わせ先が明確なため、安心して依頼できます。
自社対応の廃車買取業者が高額買取と安心につながる理由もあわせてご覧ください。

トラブルを防ぐために契約前に確認したい4つのこと

次の4つを契約前に確認しておけば、トラブルを避けて安心して廃車できます。

引取費用や手続き費用がかからないか確認する

高い買取金額を提示されたものの、後から引取費用や登録手続きの費用を請求されるケースがあります。契約前に、追加費用が発生しないかを確認しておきましょう。業者が提示しがちな費用の内訳は、車の処分・買取でよくある費用のカラクリで解説しています。

引取当日の減額やキャンセル料の条件を確認する

引取当日に車を確認し、事前に伝えていた情報と違う点を指摘して減額を求める業者もあります。
「エンジンがかかる」と伝えていたのに当日かからなかった場合など、申告内容と異なるときの減額はやむを得ません。一方で、キズやへこみの程度などを理由に減額されることがないかは、事前に確認しておきましょう。
また、契約後にキャンセルした場合の違約金・キャンセル料についても、契約書や規約で必ず確認しておきましょう。なお、自動車の売却は訪問購入のクーリングオフの対象外です。高額な違約金を請求された場合の考え方は、廃車買取の高額キャンセル料・違約金請求の注意点で紹介しています。

手続き後の証明書のコピーをもらえるか確認する

車の売却では、名義変更や抹消手続きをめぐるトラブルが少なくありません。
業者が手続きをなかなか行わないと、普通車の自動車税の還付額が減ったり、手放した車の責任を負わされたりするおそれがあります。
こうした事態を避けるため、手続きを速やかに行ってもらえるか、完了後に車検証のコピーや抹消登録証明書のコピーなどを送ってもらえるかを確認しておきましょう。確認すべき記載内容は、車買取後の名義変更を車検証コピーで確認する方法で解説しています。

買取代金の支払時期を確認する

車と書類をすべて渡したのに、いつ代金が支払われるのかが分からないと不安になります。
支払方法には現金払いと銀行振込がありますが、どちらの場合でも、支払時期や条件を契約前に確認し、契約書などの書面で残しておくことが大切です。後日振込の場合は、「引取から何日以内に入金されるか」「入金前に金額が変わる条件がないか」もあわせて確認しておくと安心です。
支払方法ごとの注意点は、車の買取代金の受け取り方法(現金払いと後日振込の違い)をご覧ください。

日本廃車センターの取り組み

廃車買取では、買取金額だけでなく、引取後の手続きや追加費用の有無も重要です。日本廃車センターでは、査定時に買取金額の内訳や手続きの流れ、キャンセル時の条件をご説明したうえで、お申し込みいただいています。 また、無料査定後に現地で買取価格を下げない「査定価格保証」を設けているほか、売却後は最短4日で名義変更を行い、完了後に車検証のコピーをお送りしています。サービスの流れは初めて廃車買取を利用する方へのご案内でご確認いただけます。

まとめ

廃車買取業者を選ぶときは、次の7つを確認しましょう。

  1. 買取金額の内訳を明確にしてくれる
  2. 名義変更・抹消手続きを確実に行ってくれる
  3. 必要な許可を持ち、会社の情報を公開している
  4. 引取費用・手続き費用がかからない
  5. 引取当日の減額や、キャンセル料の条件が明確になっている
  6. 手続き後の証明書のコピーをもらえる
  7. 支払時期が明確になっている

日本廃車センターでは、無料査定後に現地で買取価格を下げることはありません(申告内容と異なる場合を除く)。廃車専門のスタッフが、内訳や手続きについても丁寧にご説明します。お気軽に無料査定をご利用ください。

この記事の監修者

  • 羽田敬一
  • 日本廃車センター 代表

    羽田 敬一

    誠実さでは誰にも負けません。親身になってお話しを聞くことをモットーに お客様が笑顔になって頂けるよう、頑張っています。

    お客様の廃車・事故車に関する不安、お悩みを解消する情報提供も行っております。 日本廃車センターでは、ささいな疑問でもお答えいたしますので、ぜひ当店にご来店ください。

    【経歴】
    2020年 日本廃車センター代表就任
    廃車業界14年、合計5000台以上の廃車買取業務に携わっております。

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