6月に廃車した場合、自動車税はどうなる？

6月に自動車を廃車にすれば、自動車税の還付が可能です。この還付は普通自動車にのみ適用され、還付額は車の排気量と廃車を行った月により異なります。例えば、排気量2,001～2,500ccの車を6月に廃車にした場合、約33,700円の還付が可能です。

自動車税は5月末に納付されるため、6月に廃車にすると支払った自動車税が一部戻ってくる形となります。具体的には、7月から翌年3月までの期間分が還付されます。軽自動車の場合は、全額年度ごとに納付するため、廃車後の還付はありません。

還付を受けるためには、抹消登録を行います。

抹消登録が終われば、その情報は自動的に税事務所に送られ、1～2ヶ月後に還付に関する書類が送られてきます。還付の受け取り方法は自治体によりますが、多くの場合は指定された金融機関での受け取りとなります。

6月に車を廃車にする際の注意点として、月をまたぐのは避けることが挙げられます。自動車税の還付は月割りで計算されるため、月が変わると還付額が減ってしまいます。また、自賠責保険や自動車重量税、任意保険の還付も可能なケースがありますので、こちらも合わせてチェックしましょう。

これらの情報を踏まえ、早めに手続きを開始し、還付金を最大限に受け取ることができるようにしましょう。手続きが煩雑で時間が取れない場合は、業者に手続きを依頼するのも一つの解決策となります。